茅ヶ崎市在住の父が亡くなり、家出同然で出て行った私には遺産相続の権利は無い？

結婚を父に反対され、家を飛び出す形で結婚してしまった私。その事は、ずっと後悔しつつも、今の生活が大切と言う事で、父の事は後回しにしてきたのでした。そんな時、兄からもらった1本の電話。父が倒れたと言う電話だったのです。

父が住む茅ヶ崎市内に車を走らせ、何とか会う事ができた私。随分、弱って見えた父を見て涙が止まらなかったのでした。その後、無事に退院する事ができたものの、母とも離婚している為、父の面倒を見る人がいないと言う事。その為、主人の優しさに甘え、私の家に引き取り、面倒を見る事にしたのでした。日中は、パートに出る必要もある為、デイサービスを利用し、夕方から父の介護をする日々。それでも、苦痛に感じることなく、精一杯の親孝行として頑張ってきました。

そんな父が亡くなり、少し気持ちが落ち着いた頃、兄と兄の奥さん二人が我が家に訪ねて来たのです。その目的は、遺産相続。父には、茅ヶ崎市内の実家の家を含め、同じ茅ヶ崎市内に駐車場を数か所経営していた為、その分の土地がありました。そして、それらすべて兄が相続すると言い出したのです。兄と言うよりも兄の奥さんが言うには、家出同然で出て行った私には、「相続の権利などない。」という事。また、父が元気な時に「財産は、すべて、長男にやる。」と言っていたと言うのです。

しかし、病気で倒れた後、父の介護をしてきたのは私です。また、それを機会に子供のころのような親子に戻れた事も事実です。その為、兄夫婦の言う事に納得できない私は、今後、茅ヶ崎市対応の弁護士を通して、遺産相続に関する話し合いを行っていこうと思っています。