妊娠中に夫が亡くなり、子供も死産だったのですが、相続について義両親と揉めそうになっています。

野洲市に住む３０代の会社員です。結婚して５年目にやっと子供が授かり、あと少しで産休に入るというとき、夫が交通事故で突然命を落とすという悲劇に見舞われました。

突然夫を亡くした悲しみから立ち直るのも大変な状態だったのに、夫の忘れ形見である我が子は死産でこの世に生を受ける前に亡くなってしまいました。世の中にこんな不幸なことが重なるのかとわが身を呪い、精神的にも肉体的にもボロボロの状態でした。

それでも相続の手続きに入らねばならないこととなったのですが、夫の遺産は預貯金が少しと夫名義のマンションと車です。本来は生まれてくる子供と私とでそれらを相続するはずだったのですが、子どもが死産だったことから夫の両親にも３分の１の相続権があることになるのだそうです。

確かに夫亡き後子供を一人で養育する必要がなくなったとはいえ、思い出の詰まったこのマンションを売ってそれぞれに相続しなければならないものなのでしょうか。預貯金は多くはありませんが私と義理の両親で分けるというのでも仕方がないけれど、遺産の多くを占める夫名義のマンションを売却して現金に換えるという案はどうしても呑むことができずにいます。

義理の両親は孫がいればもちろんそんな非情なことは言わなかったと思います。けれども結局元気な孫を産めなかった私は彼らにとっては赤の他人でしかないのだと感じられ、いくら法律で決められていることなのだとしてもそのあまりの非情さに泣けてきます。私は彼らの求めに従うしかないのでしょうか。自分ではとても冷静に答えが出せそうにないので弁護士に相談することを検討しています。