大阪市浪速区に不動産会社を残して亡くなった兄。兄の息子を名乗る男性が現れて…。

会社員男性です。結婚して2人の子供にも恵まれ、家族でそれなりの幸せを噛みしめているつもりでした。しかし、遺産相続の件でいきなりトラブルに巻き込まれるとは、予想もしていませんでした。

遺産とは、兄の遺産でした。兄は大阪市浪速区で不動産会社を経営していたのですが、突然の不幸が襲い亡くなりました。その兄は、会社経営者であったためにかなりの資産を持っていたのですが、ずっと独身を貫いていたために家族はいません。そのために、残された遺産は、私が相続することになっていたのです。

しかし、遺産相続をする直前で、兄の息子と名乗る男性が出来てきたのです。私の知らない所での子供でした。まるで、ドラマストーリーのような展開でしたが、子供なら相続の話に出張ってくるのは当然のことです。

男性が本当に兄の子息であれば、私自身も基本的に異を唱えるつもりはありませんが、あまりにも急なことで本当に困ってしまったのです。「本当に血縁の家族なのか？」「もしかすると、偽名を語っていないか？」と疑念を持っていた私です。

このような状況で、あるべき相続に公平性を期すために、これからどのように手続きを踏んでいけばいいのか、思案しても全く答えを出すことができないのです。DNA検査をしようにも、葬儀は既にすんでいます。

このようなことから、弁護士の方に相談をして、急に現れた甥の存在をどのように受け取めるべきなのか、そして、その甥も含めて正しい相続のことを相談しようと思っているところです。