松江市で亡くなった母が遺言書に他人と折半するよう残していたのですが、従わなければならないのでしょうか？

松江市に住む52歳の会社員です。松江市内の販売店でパート勤務の49歳の妻、14歳の長男・10歳の長女の4人暮らしです。

先日、同じ松江市で一人暮らしをしていた75歳の母が気分を悪くし、たまたま居合わせた隣人によって病院に運ばれました。動脈瘤だったのですが、間もなく意識を失い、駆けつけた私と妻が見守る中で、そのまま亡くなってしまいました。

母は10年前に父をなくして以来一人暮らしでした。割と活発な性格で、友人などと買い物や旅行なども楽しんでいましたから、当分介護の心配もないな…と楽観していたのに、こんなにあっけなく逝ってしまうとは、誰も想像していませんでした。

私が喪主となって滞りなく葬儀は終了したのですが、母の住まいを引き払うよう準備している所で、遺言書を発見したのです。封をしていなかったので開いてみると、母の字で「私の財産は半分を息子に、残りをRさんに遺すことを希望する」という旨、預金通帳のありかや金額が書かれていました。

私はかなり戸惑ってしまったのですが、これは母を病院に運んでくれた50代の隣人の女性です。生前、母は「Rさんは私の親友よ」と言っており、旅行や外出にもよく一緒に行っていた仲の人です。確かに母がお世話になったし、感じのよい婦人ではありますが、なぜ赤の他人と遺産を折半しなければいけないのか？と思うと、不安感が広がり始めました。

母の遺志は尊重するべきと思いますが、本当にその通りにするのがいいのかどうかよくわかりません。こういった相続問題を専門に扱う弁護士の先生に、ぜひ相談してみたいと考えています。