遺言書に妹の名が無かったのですが、無視して均等に相続するのは可能ですか？

40代会社員男性、独身です。少し前にガンが原因で父親が亡くなりました。

家族構成については妻と子供の3人家族です。実家は草津市にあり、母親と兄が暮らしています。他には草津市を離れて暮らす妹がいます。

父親は草津市内の病院に入院していてそのまま亡くなっており、生前は事業などは営んでおらず一般的な会社員でした。父親は生前にしっかりと遺言書を残していて遺品整理の時にすぐに見つかったのですが、その遺言書が原因で問題が発生してしまい悩んでいます。

遺言書にはそれぞれの相続分について書かれていたのですが、それは私と母親と兄だけで妹については一切書かれていませんでした。実は生前の父親と妹はあまり仲が良くない状態で、妹が結婚する時に揉めてから5年近く仲が悪い状況が続いていました。どうにかして2人の関係を改善させようと日頃から母親や兄が頑張ってくれていたようですが、なかなか上手くいかず実際に関係が改善される前に父親は亡くなってしまいました。

遺言書に妹について書かれていなかったのは間違いなくそれが原因だと思うのですが、私自身は妹が可愛そうだという気持ちが強くあります。母親や兄も同様の考えで家族で均等に分配したいという認識で一致しているのですが、遺言書がある状態でもそれに従わないという選択は可能なのでしょうか。

私を含めて家族全員が相続についてはあまり詳しくないので、実際のところはどうなのか分からず困っています。よく分からない状態で行動して問題が発生しても困るので、具体的にどうしたらいいのか弁護士に相談しようと思っています。