井原市の店舗を残して母が亡くなったため、相続放棄したいです。

私は２つの仕事を掛け持ちしていて、実家の井原市にもたびたび赴きます。こちらでは家族と一緒に暮らしているのですが、Webデザインやインターネット広告を手掛ける会社を経営。井原市では、実家のサポートをしています。

母は、井原市内でカイロプラクティックの店舗をいくつか経営しています。父は会社役員をしていたのですが、数年前に他界。母がオーナーとなり、経営をしています。

ここで私や妻も井原市に出掛けて、時々店舗運営をサポート。しかし、母も70代後半に差し掛かっているため、そろそろ誰かに店舗を譲り、こちらで同居しないかと声をかけています。妻とも仲が比較的に良好なので問題はないのですが、 それでも母は自分の好きなことを続けたいという思いから、今に至っているのでした。

しかし、半月前、母が倒れたと店舗のスタッフの人から連絡を受けました。急ぎ井原市に飛んだのですが、もう、意識が戻らないまま、急逝してしまいました。私も妻もかなり落ち込んだのですが、悲しみに浸ったままはできないのでした。カイロプラクティックの運営の方向性を決めなければならないからです。

しかし、私も妻もサポートしていただけで、母１人で切り盛りをしたと言っても過言ではありません。私も妻も、本業と同じくらいに力を入れて、経営を継ぐには、経験不足なのです。母の遺産もほとんどがカイロプラクティックにつぎ込まれていることもあり、資産を相続することは、店舗運営をすることと、全く同じなのです。

そこで考えたのは、カイロプラクティックの40歳になるトレーナーさんに経営をお願いすること。始めは渋っていたのですが、何とか承諾を得たのです。そのために正式なオーナーさんになってもらうべく、相続放棄をして、この人に全てを託すために、弁護士さんに手続きをお願いしようと思っています。