借金と津久見市のマンションを残して亡くなった夫の叔父。なんとかして相続放棄させたいのですが…。

パート主婦、39歳です。自営業の夫（41）との間に、中学生・小学生の娘がふたりいます。私の夫はお財布にだらしなく、クレジットカードのキャッシングを使ったりして際限なくムダな買い物をしてしまう癖があります。ショッピングローンの返済に、毎月家計が圧迫されていて、私はごく普通の主婦のようにママ友とランチもできない有様です。

そんな夫のおじに当たる人が、先日亡くなりました。津久見市に住んでいた夫の母方のおじで、68歳だったそうです。内臓を病んで1年弱ほど入院していましたが、回復することなく亡くなりました。訃報を受けて、葬儀に参列するため夫は義母とともに津久見市へ行きました。

その夫が帰ってきて言うには、「おじさんが所有していた津久見市の家とマンション2軒を、俺が相続できるようだ」と言います。おじさんには娘が3人いるのですが、それぞれ嫁いで別地域に住んでおり、その人たちは相続放棄をする予定だと言うのです。

津久見市の土地と家を相続し、それを売却してお金にかえるつもりのようです。やたらにテンションが高く、すでにお金を手にしたかのように再び浪費しかける夫を見て、危ないなと感じました。

義母にこっそり相談してみた所、「私はもうこちらの人間になっているから、弟の遺産も何もないと思って相続放棄をするつもりなんだけど、娘たちも全員放棄するというのは変よね…」と腑に落ちない様子です。

思い切って、娘たちのひとりに電話をしてみると、やはりおじにはマンション経営から発生した負債があるということでした。これを含めての遺産相続はマイナスにしかならないと思われるため、誰一人相続しようという人がいなかったらしいのです。

ところがうちの夫は、手軽にお金を手に入れられそうな点に目がいってしまい、浮かれきって負債に頭が回らないのです。何とかして夫に状況を理解してもらい、相続放棄をさせたいのですが、夫は私のいう事を聞いてくれません。弁護士の先生に間に入ってもらい、夫にもしっかりと納得のいく形で相続放棄の手続きをしたいのですが…。