葬儀費用を遺産から出したら相続放棄できなくなるというのは本当ですか？

長泉町で妻と子供と一緒に暮らしている24歳の会社員です。先日亡くなった54歳の父親の相続に関して問題があって困っています。

私は父子家庭で育ってきて母親は幼い頃に両親が離婚して以来は一度も会っておらず、兄弟についても一人っ子なので居ません。父親は真面目で優しい性格の持ち主でギャンブル等はやらないので、借金に関しては特に無いという状況です。

生前の父親は会社員として営業の仕事をしていたのですが、亡くなる前は静岡県内にある病院に入院していました。父親の遺産については大体200万円くらいの預金があるのみで、あまり裕福な家庭ではなかったので家や土地などは所有していませんでした。

また、父親が亡くなった後に詳しく調べてみたところ、200万円ほどの友人の借金の保証人になっていることが判明しました。その友人は面識が無い人だったので後で揉めたりしたら嫌でしたし、父親の預金と友人の借金がほぼ同額だったので相続放棄をした方がいいかなと思いました。

ただ1つだけ問題があって、実は金銭的に余裕があまり無く、父親の葬儀費用を全額用意することができない状況でした。そこで知人に相談したところ葬儀費用の一部を遺産から出したら良いのではとアドバイスしてもらえたので、その通りにすれば大丈夫だと思ったのですが、その場にいた別の知人からそれをやったら相続放棄できなくなると言われました。よく分からなかったので理由を聞いてみたら、葬儀費用を遺産から出したら相続したとみなされてしまうからだと言われました。

知人の言う通りに相続放棄できなくなってしまうなら仕方ないので別の方法を考えるのですが、一方であまり相続に詳しくないのもあってか本当なのかなと疑問に感じている自分もいます。どうせならきちんと納得できる道を選びたいと思っているので、葬儀費用を遺産から出したら本当に相続放棄できなくなるのか教えてください。