雲仙市にある取引先の息子さんが相続放棄を検討しています。

保険の代理店を営んでいます。元々はIT系の仕事が本職の会社です。保険関係のソフト製作やシステム運営していたのですが、仕事柄、取引先の保険会社の業務の流れを熟知できたためか、保険の代理店もするようになりました。もちろん本業のIT系の仕事は継続していますし、保険のプロの営業レディも採用して何とか経営軌道には乗っています。しかし、保険の仕事に携わっていると色々な話や相談が舞い込んで来るのです。

個人の取引先で、雲仙市でも不動産業で資産を築き上げた人がいます。もう80歳の高齢の男性の方なのですが、その人が心筋梗塞で急に倒れて、雲仙市の病院であっという間に亡くなられたのです。この方には、50歳になる息子さんがいらっしゃったのですが、この方も私達のお客さん。お父さんの葬儀に参列させてもらったことに対しての御礼とわざわざ私の会社に足を運んで頂いたのです。

その時に聞いたことが、父親の資産を相続するに当たり、あまりにも莫大な不動産を所有しているために、多額の相続税を納めなければならないのでした。しかし、息子さんには、それだけの貯蓄がないことから、一部を売却するか、それとも相続放棄して、完全に雲仙市に寄付するかを悩まれていたのです。

この話を聞いて、放棄の選択肢を選ぶかどうかはご本人の判断になりますが、少なくとも法的な手続きにも困っていたので、弁護士の先生を紹介することにしたのです。