福津市で亡くなった父の趣味だったカメラを姉が先に処分してしまいました。

私は38歳の会社員です。福津市にある会社で営業職として働いています。

家族は同じく福津市に住んでいる父親と、県外に住む姉がいます。

先日、長いことガンで自宅療養していた父親が亡くなったと連絡がありました。父親は福津市内の賃貸の団地に住んでいて、現金もそれほどたくさんは遺していませんでした。それこそお葬式の費用を払ったら、きれいに無くなってしまうくらいの金額です。

ですが、私は密かに期待していた遺産がありました。実は父親の趣味はカメラで、遺産がほとんどないのはこれに凝っていたせいだったのですが、どうやらこれらをインターネットのオークションなどで売りさばいていくと、かなりの金額になりそうなのです。そのことは父親もわかっていたようで、もしお金に困ったら自分が死んだ後に売って足しにしてくれ、と言っていました。ところが父親が亡くなった後に団地の家を整理したところ、カメラがほとんどなくなってしまっていたのです。

姉曰く、「最後くらいは身の回りをきれいにしてほしいと思ったんで、亡くなる直前に大掃除をしたの。古いカメラは全部処分したわ」とのこと。確かに姉にはカメラが高く売れる可能性があることは言っていません。しかし、残っていたのは安いカメラばかりで、どうも父親から聞いたり自分で調べたりした上で、高いものだけ自分の家に持って帰ったか、すでに売りさばいた可能性もありそうなのです。

証拠もなく疑うのも嫌なのですが、もしそれが本当なら、相続の財産を分割する前に手をつけたということになり、問題ではないのかと思うのです。ちなみに遺言状は見つかっていません。生前の処分であるなど、微妙な点が多いのですが、福津市対応の弁護士さんに一度相談してみようかと思っています。