高石市の会社を義父に託されましたが、掛け持ちが難しいため相続放棄したいです。

高石市で広告代理店を営んでいる40代の男性です。家族と共に暮らしています。以前は大手の広告代理店に勤務していたのですが、住んでいる高石市の地元経済に貢献したいという思いから、独立をしました。妻もサラリーマン時代に社内で知り合った人ですが、今は夫婦2人と社員5人で頑張っています。

妻の実家も高石市で近いこともあり、よく子供達を連れて孫の顔見せをしており、喜んでくれています。私は隣県の出身なのですが、すでに両親が他界しているので、妻の両親が本当の親のような存在です。

特に義父は、地元で不動産経営をしており、私の会社経営のことでもよくアドバイスをしてくれる人生の先輩でもあります。その信頼していた義父が半年前から身体を崩して入院をしていました。それは末期ガン。入院した時には、手の施しようがなく、余命いくばくもない状態でした。

その時の義父の遺言は、自分の不動産会社の面倒を見て欲しいとのことでした。広告代理店会社と不動産会社の経営を掛け持ちすることは、かなりきついことだったのですが、義父のたっての願い。断れるはずもありません。それから程なくして、義父は他界したのです。

そして、不動産会社を相続するために、色々と社内の仕事内容を調べてみたのですが、仕事内容が多く、掛け持ちすることが難しいことが見えてきたのです。受け継ぐには、かなり大変なのです。頭を悩ましていた時に、救いの手を伸ばしてくれたのが、この不動産会社の専務。私より5歳若い男性。彼も義父の片腕としてサポートしてくれていた人なのですが、彼が私の悩んでいる姿を見て、自分が受け継ごうかと言ってくれています。

そのようなことから、相続放棄をして、彼にお願いをしようかと思います。正式な手続きを進めるために、弁護士事務所を訪ねるつもりです。