家賃収入が見込めるアパートの相続について姉弟でどう分けたらいいか相談したいです。

私は42歳のサラリーマンで、妻と2人の子供がいます。自宅は彦根市にあり、賃貸マンションに住んでいます。私には4歳年上の兄と、2歳年下の妹がいます。2人とも市は違いますが、同じ滋賀県に住んでいます。兄もサラリーマンをしています。

2ヶ月ほど前に、父が急な病気で亡くなりました。78歳でした。母は健在です。実は、遺言書は無かったのですが、遺産相続でちょっともめています。もめているというか、どうしていいのか分からないというのが本音です。

父は退職後、退職金を全部つぎ込んで彦根市の土地を購入し、10室分のアパートを建てました。父と母はその1室を自分たちの住居にしていました。父の遺産なのですが、死ぬ間際まで生活費のほとんどを好きな釣りとギャンブルに使っていたみたいで、現金での遺産は分けるほどありません。ただ、アパートが大きな財産になっています。丁度、アパートを建てた頃から町が再開発され出したため、父のアパートは立地条件が良くなったことで、常に賃借人が入っており、月に約80万円、年間では約1,000万円の家賃収入があります。当然、その中から維持費を出してはいますが、高額な所得があることに違いはありません。

アパートを3人で分けるというのも問題が出そうなので、兄は、アパートを全部自分が相続して、私と妹には1/3ずつ現金を上げればいいのだろう、と言っています。確かに、現在だけ見ればそれで済みますが、毎年入って来る家賃収入を損するような気がします。

一体、どうやって分ければ良いのか、弁護士の先生に聞きたいと思っています。