由布市の会社の相続で揉めている取引先の息子さんを助けたいです。

由布市でIT系の会社を立ち上げて10年。今では経営も安定しており、順調な日々を過ごしています。それでも、この業界は進化が激しく、安心することはできません。私の会社では、他社と協業することもよくあるのですが、数年前からあるソフト会社と連携を蜜にして、事業を進めています。

この会社の社長は私より年が一回り高く54歳の社長。私のよき理解者でもあり、人生の先輩でもあります。その社長さんが急に心筋梗塞で、倒れてしまい、亡くなってしまいました。

大変だったのは、その後のことです。会社の経営権利や遺産の相続で、由布市内に暮らす家族と会社役員を含めて権利主張のぶつかりあいがあり、かなりもめていたのです。

社長さんには、20代前半のご子息がいるのですが、彼もこの会社に就職。しかし、父親の後を継ぐには、まだ若く経験も不足しています。そのようなことから、専務さんが社長の跡目を継ぐことになりそうなのです。

しかし、株は息子さんが相続することで、オーナーと社長が異なるかたちで、決して楽観視はできないのです。そんな時に、息子さんから私に相談が入りました。株の相続税手続きを終えていないことから、いっそのこと、放棄をしたいとの意向なのです。この騒動に嫌気をさして全てもゼロにして、新たな道で再出発を果たしたいという思いのようなのでした。反対する理由もなく、それならばと由布市対応の弁護士さんを探してあげることにしたのです。