遺言書の内容について亡くなった夫の妹と揉めそうなので相談したい。

60歳主婦、短時間のパートをしています。朝日町で70歳の夫と2人で住んでいます。実は夫も私も再婚で、籍を入れたのは2年前です。工場を経営している夫には前妻との間に3人の子供がいますが、前妻はすでに他界しています。

その夫が先月不慮の事故で亡くなりました。私も夫の工場で働いていたことがあるためよく知っていますが、寝る間も惜しんで仕事に熱中し、贅沢も全くしていませんでした。そのせいか、夫には遺産として朝日町の自宅の建物と土地の他、約1億６千万円の預金があります。自宅はこじんまりとした古い家のため、土地を入れても2千万円程度の価値のものです。

夫は遺言書を作成していました。その内容は『自宅の土地と建物は妻に与える。預金の内から妻に２千万円、前妻の子供３人にそれぞれ４千万円を与える。A子とB子に１千万円ずつ与える』となっていました。

A子とB子というのは、私より年上の夫の妹(私の義妹)のことで、夫には他に家族がいません。私はそれだけ貰えれば十分と思っていたのですが、A子さんとB子さんが前妻の子供にそんなに上げるのは納得できないと怒っています。そして、何か「遺留分」というのがあるから、それを請求すると言っています。私は後妻だし気が進まないのですが、義妹には色々と世話になっていたので、正直困っています。

大体、遺言書があるのに、相続人だからといって誰でも請求して良いのでしょうか。弁護士の先生のご意見を伺いたいと思っています。