駆け落ちで春日井市の実家を飛び出した私、父が亡くなり、実の母に遺産は渡さないと言われショックです。

私は高校を卒業した日に駆け落ち同然で実家のある春日井市を出ました。それから、20年近く、駆け落ちした今の夫と共に2人の子供を育て暮らしています。

実家を出てから20年間、春日井市の実家に一度も帰る事はありませんでした。私の場合、結婚を強く反対したのは、母でした。実家は代々続く農家で、母も養子を取り跡を継いでいる人でした。その為、3姉妹の長女である私にも養子を取り跡を継いでもらうことを強く願っていたのでした。

そんな事もあり、この20年間、連絡を取り合っていたのは父の方でした。1年に1度は、母に内緒で我が家に孫を見に来てくれる、優しい父でした。しかし、いつも連絡をくれる父の連絡が途絶え、おかしいと思い親戚に連絡してみると父が脳梗塞で倒れたということ。慌てて春日井市の実家に戻ったものの、病室に入れてもらう事もできず、結果、父に会う事ができないまま、父は亡くなってしまいました。

その後、少しでも父の事を見送りたいと思い、葬儀に参列し、そこで、久々に妹たちに会う事もできました。妹たちが母を説得してくれて家族として葬儀にも出る事ができ、私としては、本当に嬉しく思っていたのですが、父が私に会いに行った事を知った母は、再び怒りはじめ、1円の遺産も私に渡したくないと言い出したのです。

もちろん、勝手に家を出たのは私ですから、遺産など欲しいとも思っていませんでした。それでも、実の母にあのような言われ方をするとやはり、ショックでした。その為、少しでも早く相続放棄の手続きをし、もう二度と母に会わずに済ませるため、後は春日井市で対応する弁護士にお任せしたいと考えています。