飛騨市で亡くなった祖母の遺言書に私の名前がなく、モヤモヤしています。

29歳の独身女性会社員です。一人住まいをしています。両親は飛騨市の実家に兄夫婦・その子どもたち2人と住んでおり、すぐ近所に父方の祖母（79歳）が一人暮らしをしていました。

私の両親と兄は農業を営んでいます。祖母は介護が必要な状態でしたが、通いのヘルパーさんとともに、私の母が頻繁に行き来して面倒を見ていました。

その祖母が、ある朝ひっそりと飛騨市の自宅で逝去していました。葬儀が行われ、私も会社から休みを取って飛騨市に駆けつけました。子どもの頃から親しんでいた祖母だったので、やはり気落ちする自分が止められませんでした。

ですがお弔いがひと段落したところで、両親が真顔で相続の話を持ち出しました。母によると、祖母宅の神棚に手書きの遺言書が残してあったそうです。両親・兄夫婦・私・それに父の弟である叔父夫婦がそろっていたその場で、封が切られました。

そこには、「私に万が一の場合に…」と、祖母の字で簡単に一同にむけてお礼の言葉があり、さらに大まかな遺産相続の意向が書かれてありました。両親、そして兄夫婦と伯父に、所有動産を分けるよう指示がありました。そこでふっと、「あれ？私は？」と思いました。同じ孫なのに兄には遺産相続があり、私には何も記述がないのです。

ごく近くに住んでいた両親と兄夫婦に有利な相続があるのには異論がないのですが、さすがに記述すらすっ飛ばされて忘れ去られている、というのはものすごく変な気持ちです。その場は何も言わずに引き上げたのですが、ここで自己主張をしてその後親戚や家族と諍いを起こすのも嫌だし、どうしたものかと悩んでいます。

相続のことに詳しい弁護士の先生に相談をして、本当にこのまま相続なしで済ませていいのかどうか、聞いてみたいと思います。