父が亡くなって半年してから借金が判明したのですが、相続放棄できないでしょうか？

鴨川市在住の40代の専業主婦です。先日、遠方に一人で暮らしていた父が亡くなりました。母は私が小さい頃に既に亡くなっています。また、私には兄弟姉妹はおりません。祖父母も死亡しており、父も一人っ子だったため、父の相続人は子供である私一人だけです。

父は内装関係の自営業をしていました。私が小さな頃は生活にも余裕があったと記憶していますが、私が高校卒業後に働き始めて、成人後、鴨川市で一人暮らしをし始めた頃からだんだんと事業がうまくいかなくなっていたと思います。それでも他にすることがないと、ほぼ一人で内装の仕事を続けていましたが、結局10年程前に自営業をやめ、知り合いを頼って今の住まいに移りました。

幸いなことに銀行や金融業者からの借入などは祖父母の残してくれた不動産を売却して返済することができ、住む場所がなくなってしまったものの破産などといったことをすることは避けられました。このため、父の相続については、若干残っている預金のみだったのですが、地方銀行だったために窓口に行って手続きをするのが面倒だったため、何もせずに半年ほど放置していました。

ところが先日、父にお金を貸したという人から連絡がきました。自営業をしていた頃に父がお金を借りたようで、父は死ぬまで不定期であったものの少しずつその方にお金を返していたようです。でも、私はそんな借入があったことは全く知らず、連絡がきて初めて借金の存在を知りました。一応借用書のコピーを送っていただき、間違いなく父の署名捺印があることは確認しました。知り合いということで利息などは一切ないそうで、残高は120万円とのことです。

ただ、私は専業主婦のため自分の収入はなく、夫の収入で高校生と中学生の子供と4人で生活をしているため、借金の返済はとても厳しい状況です。そこで相続放棄をしようと考えたのですが、その知り合いの方から相続放棄は3ヶ月経過したらできないと言われ、今とても混乱しています。

父が死亡してから半年以上が経過しています。やはり私は今さら相続放棄はできないのでしょうか。弁護士の先生にお願いをした方がいいでしょうか。また、もし相続放棄ができた場合、子供に返済する義務が移ってしまったりしないでしょうか。