高松市で亡くなった母が遺した遺言は、ひきこもりの兄の面倒見る事でしたが…。

私は高松市で会社員をしており、現在の会社に勤めて25年が経ちました。

仕事では最近部長に昇進し、妻と娘が２人いて自分で言うのも何ですが幸せな暮らしを送っています。先日、母が亡くなり、遺産の分配について相談したくお尋ねしました。

私の実家はもともと同じ高松市で、父母も私が家を出た後もずっと高松市に住んでおりましたが、父は10年前に亡くなり、先日母も風邪を拗らせて入院し、そのまま３日後に82歳で亡くなりました。それまでは大変元気だっただけにとても驚きました。実家には今は兄が一人で暮らしています。

この兄が困りもので、大学受験に失敗してから家に引きこもり、以来一度も働いたことがないまま50を超えました。これまでは同居の両親の年金が収入としてありましたし、父亡き後も母が貯金を崩しながら何やかんやと面倒を見ていたようです。兄自身は自分の身の回りの世話程度はできるものの、到底働けそうにはありません。母は自分が死んだ後の兄のことを随分心配していたようです。

母の遺産は高松市の実家と現金600万円です。私は知らなかったのですが、母は遺言を残していました。兄は現金を相続するとすぐに全て使ってしまうと思われるので、兄には実家を、私には現金を相続させたいとのことでした。ただし、現金を相続する代わり、今後母に代わって兄の面倒を見て欲しいとのことです。

正直なところ私には既に妻と子供という家庭があり、到底兄の面倒を見きれそうにありません。そうであればいっその事相続放棄したいと思うのですが、相続放棄した場合、兄が全額相続することになります。直ぐに全額使い切ってしまい、追加でお金を要求された場合、私は相続放棄したのだからと突っぱねることはできるのでしょうか。高松市で対応する弁護士の先生に相談したく、何卒よろしくお願いいたします。