両親が亡くなったのですが、実家の相続について姉妹で揉めてしまっています。

伊都郡九度山町に住む会社員です。わたしは隣県で暮らす姉と、和歌山県内の他市に住む姉と妹の4人姉妹の3番目です。父に続いて後を追う様に母もなくなり、一気に相続の手続きが必要になりました。

実家は私の家からが一番距離的には近いので、両親も何かに困るといつも私に助けを求めてきました。他の姉妹は離れたところに住んでいるのだからと、これもさだめだと思ってずっと二人の面倒を見てきたんです。

その両親が一気に短期間に他界して、実家は誰も住まない家になりました。長姉は一刻も早く実家を売って4人で分けようと言うのですが、次姉と妹は実家は残したいと言い出し、相続の手続きをしようにもなかなかはかどりません。

私の知人にも実家の両親の家の処分に困っている人がいるので、空き家状態で長く放置するほど売却の条件が悪くなることは理解できます。でも、両親にとって大切だった家を二人がなくなってすぐに売却するという長姉の発想には私も賛成しかねる部分があります。

だからと言ってずるずると空き家にしてしまうと、今度はその管理まで考えなければならなくなります。長姉の提案に猛反発していた次姉と妹は、すっかり険悪な間柄になってしまい話し合う為に集まろうと言ってもどちらも応じなくなってしまったんです。

それでも相続には期限があります。いつまでもこんなことを続けているわけにもゆかず、私も姉妹の間を取り持つのに疲れてしまい、なんだか何もかも投げ出したくなってしまいたい気分です。円満な相続をしたいので、弁護士に間に入って欲しいです。