借金だけが遺されたのですが、相続するべきなのでしょうか。

西伊豆町に住んでいる52歳の公務員です。私の実家はそれなりに裕福で父は生前会社経営をしていました。最後は会社が傾いて大きな借金を作ってしまいこの世を去ったのですが、母は自分の死後遺産相続をして土地を売れば少なからず自分たちのお金になるから安心しろと何度も何度も言っていました。

そんな母が先日72歳で亡くなりました。死因は心筋梗塞でした。両親がいなくなった実家にそこまで未練もなく、また借金を支払う能力も私自身にはほぼありませんでしたので、遺産相続をしたらすぐに土地も建物も売ってしまい、借金を返そうと考えていました。

しかし、母の死後それが不可能なことが発覚しました。なんとどうやら彼らはさらに西伊豆町内の土地や家を担保に大手銀行から借金をしていたことが判明しました。その返済期限が両親ともなくなってからだったらしく、本当にあっという間に自宅は抑えられてしまい、彼らの借金の補填のためにそのすべてが彼らの手によって売られてしまいました。そして私が相続するはずだった資産をほとんど根こそぎ持っていかれてしまったのです。

手元に残ったのは元々実家にあると私も知っていた数千万の借金だけでした。これではもはや遺産の相続する必要はないのではないかと思われます。しかし、父は昔本当にいろんな仕事手広くやっていた大きな会社の社長だったので他にも何かしら私の知らない資産や逆に借金もある気がしています。なので専門の方にそこを含めて調べていただき、最終的に相続すべきか判断を決めていただきたく相談させていただきました。よろしくお願いします。