伊東市で亡くなった弟の彼女と相続について揉めそうなので相談したいです。

自営業を営んでいる、60代女性です。夫と娘夫婦、孫の6人家族で、2世帯住宅に住んでいます。

先日、伊東市に住んでいた55歳の弟が急死してしまいました。この弟は一度離婚した後、長く独り身でいたのですが、親しく付き合っていた女性がいるということは本人から聞いていました。弟は腎臓に持病があり、何度か入院していたのですが、今回は入院先の伊東市の病院でそのまま容体が悪化し、亡くなってしまったのです。

駆けつけた時、そばにつきっきりでいた女性がいましたが、この人が弟の彼女でした。住まいは別でしたが、彼女は葬儀の取り込みにも常在し、何かと手を貸してくれましたので、私も夫もその他の遠縁の親戚たちも、悪い印象は抱かず「（弟の）奥さん」のようにとらえていたのです。

ですが葬儀が一段落して、弟が所有していた伊東市内のマンションなどの相続が話題に出ると、弟の彼女は涙ぐみながらこう言いました。

「弟さんの腎臓は、お姉さんの作っていた食事のせいです！」

私たち姉弟は早くに両親をなくし、弟が就職して社員寮に入るまでは、私が身の回りの世話をしていました。その際、私が作った塩辛いものばかり食べさせられたせいで、腎臓を悪くしたのだ…と、弟は昔話を彼女に語っていたのだそうです。

「お姉さんが病気にしたようなものなのに、弟さんの遺産をほとんど相続するつもりなんですか…？」と、恨み言のように言われてしまって、私は胸がつかえました。

恐らく、弟はこの女性を心から愛していたと思いますし、また弟が亡くなったばかりで感情的に不安定になっているのでしょう。私としても悪く取りたくはありません。ですが、後々因縁をつけられたりすることがないよう、できれば懸念のない状態で相続をしたいのです。やはり、弁護士を通した上で、相続の話を進めたいと思っています。