八潮市で亡くなった父が借金していたことが判明したので相続放棄したい。

会社員男性です。父親が生前作った借金の返済をめぐって悩んでいます。

父は八潮市で一人暮らししています。父は生前いつも、ピカソか自分かといわれるほどの絵の天才だと自称していました。実際、どこかの美術学校は出ていたようです。ところが絵では食えないので、看板描きみたいな事をして、実際には画家というよりペンキ屋みたいな仕事で生計を立てていました。酒が好きで、ご飯は食べなくても酒だけは欠かさない生活をしているうち、70歳でアルコール中毒のようになって死にました。

母親はそんな父親を見切って、八潮市を出て別の男の元に10年ほど前から身を寄せています。その際、父がペンキ屋で細々とためた預金を全部下ろして、慰謝料として持って行きました。無一文になった父にはその頃からアル中の中毒症状が出ていたので、何度も専門病院に入退院を繰り返しました。

金もないのにどうやって入ったのか、その頃から不思議でしたが、生き方が浮世離れした父でしたので、あまり深く考えずにたまに見舞っていたのですが、父の死後になって、父の知り合いや親族から、入院にかかった費用を全額立て替えているので、返して欲しいといわれるようになりました。

私にとっては寝耳に水の出来事で、しかも父には借家住まいでそこの物置を使ってペンキ屋をしていましたから、これといった資産もなく、残されたものは一円にもならない、大量の落書きみたいな絵だけです。

念のため、父が入っていた病院に問い合わせたところ、入院費用はかなりの額に上っていた事が判明しています。出来れば相続を放棄したいと思います。弁護士の先生に相談したいと思います。